ドイツと中国が急接近

最近はドイツと中国が急接近しているようです。

2012年はアメリカ、ロシアで大統領選挙、中国の政権交代等があります。

これに欧州財政危機が絡むわけですから経済地図が大きく塗り替えられるかもしれません。
主役はやっぱり中国であることは間違いありません。

憶測の範囲ですが危機で欧州と米国を分断し中国が欧州を取り込むのではとささやかれているほどです。
欧州の中でも急接近を見せるのがドイツのようです。

アメリカはリビア作戦を巡って欧州諸国と衝突したしNATOの足並みが乱れアメリカは欧州にイラついています。

6月下旬の中国の温家宝首相がドイツ等欧州を訪問した際にはドイツでは大歓待を受けたようです。
自動車・化学・機械・電子・電気器具の投資等で20近くの二国間協力を締結し契約総額は150億ドルを超えました。

それから2015年をめどに二国間貿易額2800億ドル達成を目指すことでも合意しました。

中国にとってもドイツは欧州最大の貿易相手国です。
ドイツでは二国間経済協力の推進の他にも欧州財政危機救済の踏み込んだ意見交換もあったとされています。

欧州財政危機をドイツだけでは難しいが欧州を救える財政余力を持つ国は中国しかないことはドイツもそこは読んでます。

中国は本年度上期の財政黒字は1兆2500億元(約15兆2125億円)ですのでこの黒字幅は上期のGDPの6.1%に相当です。
ドイツからみたら中国ほど頼もしい相手はいないことになります。

一方のアメリカはそんなドイツを批判しています。

怒りの正体はかつて米国はNATOの軍事支出の50%を負担してきたことに始まります。
それが現在では75%になっていますのです。

欧州諸国がアメリカの金でNATOの傘の下に入り安全を得てるわけです。
そんな中でドイツは防衛費を一方的に削減してるので米国にしてみればこれ以上NATOの安全負担はできないとなるわけです。

リビア作戦においても加盟28カ国中で軍事作戦に参加したのは半分以下ですので米国は面白くない話です。
それに空爆に参加した国は3分の1以下だとされています。

これではNATOの恩恵の国としえは少し無責任すぎます。
中でもドイツは何の貢献もしていないのですから。

米国は金も軍隊も出さないドイツに対しストレスは頂点に達していると思います。
欧州の加盟国が軍事支出を増やさなければ先行きは暗いNATOとなっているばかりか存在の意味すら問われる事態に入ってるということです。

欧州危機はこれからが本番ですし欧州各国は財政再建のためには国防費を削減せざる得ないはずです。
ますます更にNATOは存在感すら薄くなっていく運命なのです。

米国のこれまでの戦略は国と国を緊張させて仲裁にはいるような態度をとりながら武器を売り戦闘を繰り返すやり方でした。

だが米国も財政再建のために国防費を大きくカットせざるを得ないとなるとアジアでも地盤沈下はさけられないわけですからここを狙うのが中国ということになるのです。

財政問題が外交安全保障の地図を塗り替える時代がきたようです。
中国は欧米との相対的な軍事力格差の是正に動くのことは間違いありません。

今後の中国は何でもできる力を持っていると見るべきです。

欧州を救う代償として中国への武器輸出さえも可能になるし軍事以外でも優れた製造技術・代替エネルギー・省エネ関連技術・食糧生産技術を狙っているはずです。

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